みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

彼岸島

【彼岸島48日後…】183話「木片」あったよ!木片で脱出する事変が!! でかした!

投稿日:

巣鴨の寺にいる邪鬼・クソ喰い爺に捕まってしまった明。
邪鬼は寺の外に出て、鮫島達も捕まえようと追いかけ出し始めた。
鮫島達は筏に乗り、必死にオールを漕ぐが…

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あらすじ

ユカポン「明さぁぁん!! 助けてェェ!!」

しかし明は邪鬼の背中に捕らえられていた。

明は、外が騒がしくなったので寺の外に出たことを察知する「なんとかしないと… このままじゃ全滅だ…」

明の身体は邪鬼の皮膚に覆われて身動きが取れない。なので排泄物が流れていく下の方向に脱出を試みる。
明
足に尖った物が当たり、それは明が邪鬼に向かって投げた木の破片が刺さったままで貫通して足に当たっていると判明する。
木片
明は足の指で木片を抜き、その木片で足の周辺の邪鬼の肉を何度も刺して広げていく。
木片
明「このまま足元の空間を切り開いて広くすれば降りて行ける!」

明はゆっくりと下に降りていく。
明
明(このままもっと奥へ。一体どこに出るのか…)

外では山下とネズミがクソ喰い爺に捕まってしまっていた。

鮫島「やべェ!! 漕ぎ手が三人になっちまった!! スピードが出ねェ!!」

一方、明は穴を抜け出し、袋の中のような空間にいた。

明「どこだ… この… 臭くて鼻がもげそうな所は…」

袋の境目から頭を出してみる明。
邪鬼 筏
明「!? 明るい? ここは爺の腹のクソ溜め袋… こんな所に出たのか…」

明は邪鬼の腹の袋から頭を出すかたちになっていた。

明「おかげで助かったぜ。自由になれた。あとはクソ爺、お前を倒すだけだ」

邪鬼は明に気づかずに筏を置い続けていた。

感想

なんだここは
冷めるぞ!!

明が捕まって、邪鬼に追われるユカポン達! ユカポンが「明さん助けて!」と悲痛の叫び!!という状況で間の抜けた擬音「ばしゃばしゃ
ユカポン
ひいいいいいいい 作者が自分で作り上げた緊迫した状況を自分で台無しにしてやがる!

この邪鬼が
着せ替え人形遊びが
得意そうだからちくしょう!!

“人間”の山下が邪鬼の袋攻撃でパァンと弾き飛ばされちまった!そして捕まっちまった!!
山下

山下さんはトランクス派か…

ちげェ! トランクスの事じゃなくて…

あったよ!人間わたあめが!!
でかした!

じゃねェ! 山下が邪鬼の身体に嵌っていく様が、人間にわたあめを巻き付けたみてェでメルヘンだなぁじゃなくて… 山下はパァンされちまったのに無傷じゃねェか! 鼻血とかすら出してねェ!

明が袋攻撃を喰らっちまったときは大ダメージ受けてたのに!
明
救世主様でもこの有様なのに!

この山下 クソちゅよい…

コイツが宮本明
見ての通り
足が地につかない奴だ

この状況で下から抜け出そうとする度胸がスゲェ!
明
こんな細ェところ通るなんて、閉所恐怖症なら頭がおかしくなっちまう!!

足の指先で触った硬いものが木だと分かるなんてどんな神経してんだ?この救世主様は。
木片
木片をこんなかたちで抜けねェよ。どんな指先してんだァ?この救世主様は。

この小せェ木片を邪鬼の身体に挿していって穴を広げて降りていく作戦。
木片
へ?ウソだろ? これでザクザク広げて降りていくのかよ。どれだけ時間かかんだ? でも山下を包んだ邪鬼の皮はじゅぷじゅぷにゅるにゅるという擬音で柔らかそうだったから、こんな木片でも簡単にひろがっちまうのかァ?って足で掘っている擬音がガリガリじゃねェか! ここで硬ェものを掘っている擬音を出すなんて、擬音の使い方を間違っているんじゃねェのか? 明が投げた木片が刺さっちまう程度の硬さなんだからガリガリなんて音はしねェだろ? ばしゃばしゃといい、擬音の使い方をなんとかしてくだされ!

ちゃんと考えておるのか
彼岸島の擬音を
先生ェ「いや 私はこれが描きやすいんで」
ざけんな

明
ありえねェ!! 降りていってやがる! 救世主様となると足先まで鍛え上げられているというのか! こんな脱出方法を考える頭も、それを実現しちまう身体能力も常人を超えてやがる!!

ちくしょう
脱出方法の適当さが
半端ねェ

そして明はクソまみれになりながらも、外に繋がる袋までたどり着いた。病気とかなんねェのか? 怪我をしちまっているしそこから何かしらの病気になっちまいそうだが… もしかして明はすでに吸血鬼ウィルスに罹っちまっていて、病気にならねェ身体になっちまっているという伏線か? 木片が脱出方法の伏線だったようにこれも何か仕込んであるんじゃ…って… バカにしやがって! 先生ェが1週休んで考えた脱出方法がこれかよ!! 映画好きの先生ェのことだから休暇中に「ショーシャンクの空に」でも見て、臭ェ細ェところを通って脱出だ!と適当に考えたんじゃねェだろうな?

ちゃんと考えておるのか
彼岸島の話を
先生ェ「すまない ちょっと休暇がほしくて」
ざけんな

大丈夫だ
漕ぎ手ごとき
何人減ろうと
引き離したるわ

ネズミが捕まっちまって、筏には3人しかいねェようになった。
ハゲ
やべェ! このハゲ、ネズミが捕まっちまったことを漕ぎ手が減ったことについてしか心配してねェ!!

というかこの筏はどんだけのスピード出してんだ?
邪鬼 筏
この波の立ち方は相当なスピードが出ちまっているぞ? 鮫島は吸血鬼ウィルスに感染して常人以上のちからを出せちまうが、後二人は普通の人間だぞ? モーターボートのエンジンが付いてるみてェなスピードだぞ?

コイツがユカポンの筏
見ての通り
木片並の超細ェオールでも
超スピード出せる奴だ

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-彼岸島
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  1. 匿名 より:

    斧神や金剛を破り、あれだけの大きさの妙子も一刀両断する明さんが糞食い爺ごときに捕まるとは到底思えないんだよな。
    大体、糞食い爺のアッパーより金剛のハンマー投げのほうがよっぽど威力あるだろ。
    まあ、糞食い爺に負けたというよりはコオジ先生の引き伸ばしの犠牲になったというところか。
    というか今回の失態は明さんの唯一の汚点だな。
    糞食い爺だけに。

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